習志野市の【痛みの少ない】歯医者なら
医療法人社団 ほほえみ会
スマイルデンタルクリニック
〒275-0001 千葉県習志野市東習志野8-10-10
歯科医院に来院される患者さんの多くは歯や歯茎に痛みを抱えています。そこで今回は歯の痛みの種類と、その病態についてまとめてみました。
痛みには主に次のようなものがあります。
それぞれ見ていきましょう。
⇒歯ブラシや冷水などの様々な刺激に対して、「ピリッとする」「神経にさわるような」「鋭い」痛みが一過性に起こり、刺激がなくなると痛みも寛解します。
⇒原因は歯のエナメル質の中の象牙細管の露出です。その原因としては、咬耗(異常な咬合力、歯ぎしり)、摩耗(不適切な歯磨き等)、歯茎の退縮(歯周病など)が挙げられます。
⇒治療としては、露出した象牙細管を塞いであげることでシミはなくなります。症状どうしてもおさまらない場合は歯の神経をとることもあります。
⇒かんだ時、特に噛み込み時と開口に映るときの2回、鋭い痛みがあります。水平破折では、歯の神経の損傷により、正常な反応が減退または消失している場合があります。
⇒固い食べ物や異物の咀嚼、交通事故やスポーツなどが原因です。
⇒治療法は破折が神経にまで達しているかいないかで異なります。
⇒さまざまな原因によって引き起こされる神経の炎症で代表的な歯の痛みです。
急性漿液性歯髄炎→虫歯を認め、特に冷たいものに対して一過性の誘発痛があります。打診痛は正常で、または原因歯を特定しにくいです。
急性化膿性歯髄炎 → 冷たいものやあついものに対して激痛が誘発され、原因歯を特定できません。炎症が広範囲に及ぶと、咬合痛、打診痛を呈します。夜間痛、拍動痛があります。
慢性潰瘍性歯髄炎 → エックス線写真にて、歯の神経に達する虫歯が認められます。歯髄腔と口腔が交通しているので、内圧が上昇しないため通常 著しい痛みは認められません。しかし、虫歯で穴のあいた部位に食べ物が圧入したり、炎症が広範囲に及ぶと、咬合痛、打診痛を呈します。
慢性増殖性歯髄炎→エックス線写真にて、歯の神経に達する虫歯が認められます。虫歯の部位から歯髄組織が増殖し、そこに刺激が加わらない限り痛みはありません。
⇒虫歯など細菌感染、外傷、気圧の変化などが原因で痛みが発生します。
⇒虫歯が神経に達していたり、近接していて痛みの症状が強い場合、歯の神経らなければなりません。
⇒虫歯など様々な刺激が神経の管を経由して、根尖部歯周組織に炎症を起こすため、自発痛や、咬合痛、違和感などを認めます。
a. 急性根尖性漿液性歯周炎
⇒歯の挺出感、軽度の咬合痛、打診痛はあるが、根尖部の歯茎の腫脹は認められません。刺激が消失すれば経日的に症状は消退します。X線上で根尖部の透過像はほとんど認められません。
b. 急性根尖性化膿性歯周炎
⇒炎症の広がりによって、歯根膜期、骨内期、骨膜下期、粘膜下期と経過をたどります。歯根膜期では軽度の自発痛、歯の挺出感がありますが、骨内期、骨膜下期では著しい自発痛、歯の動揺、挺出、顔面の腫脹、発熱悪寒、リンパ節の腫脹、圧痛などが認められます。粘膜下期では自発痛は減るが、膿瘍部に波動をふれ、膿瘍の自壊による腫脹の軽減が認められます。
c. 慢性根尖性漿液性歯周炎
⇒咬合時の違和感でほとんど症状はありません。
d. 慢性根尖性化膿性歯周炎
⇒軽度の打診痛はあるが、自発痛はほとんどありません。根尖部相当歯肉に限局性の発赤、瘻孔が認められることがあります。
e. 歯根肉芽種
f. 歯根嚢胞
⇒自覚症状はほとんどありません。
慢性根尖性歯周炎の多くは臨床的に無症状に経過しますが、新たに刺激が加わると急性転化をきたす場合があります。(フェニックス膿瘍、症状はbの骨内期、骨膜下期と同じ)
⇒歯周膿瘍とは歯茎の炎症病変で、歯周ポケットの入口が何らかの原因で閉鎖され、膿瘍が形成された状態をいいます。膿瘍内の圧力が高くなっているので、腫脹、圧痛、自発痛を伴います。経過により、急性と慢性に分けられます。
重度になると歯が浮いたり、歯の揺れが大きくなり、噛むと痛みが著しくなり、発熱や、あごや首のまわりのリンパ節がはれることもあります。
⇒原因として、歯周ポケット内のプラーク、免疫力の低下、慢性歯周炎の悪化(炎
症性浸出物の停滞)、歯冠部や歯肉縁下の食片圧入が挙げられます。
⇒切開してうみを出し、膿瘍の内圧を軽減し、痛みを和らげます。また抗生剤や、必要に応じて消炎薬や鎮痛薬を投与します。
⇒原則として、歯周ポケット内すなわち歯周炎になっている歯根面を歯石除去し、原因因子であるプラークおよび歯石を極力機械的に取り除き、原因除去に努めることが大切です。
参考文献
痛みの診断・治療マニュアル 医歯薬出版
診療時間:10:00~13:15/15:00~19:00
(最終受付18:30)
休診日:木曜・日曜・祝日
(木曜以外が祝日の週は木曜診療いたします)
検診・歯石取り・歯のクリーニング・フッ素塗布なども
ご予約も3か月前からお取りいただけます。
【緊急事態宣言中の診療につきまして】
当院ではコロナウイルスによる緊急事態宣言後も感染予防対策を最大限強化し通常通り診療を行って参ります。
今後もし診療時間の変更や休診をさせていただく場合がありました場合は随時、院内掲示およびホームページにてお知らせいたしますので、ご確認いただきますようお願いいたします。
当院では皆様に安心して通院していただけるよう共有スペースの定期的な消毒、機器の高圧滅菌、スタッフの健康管理・ゴム手袋、マスク着用・手指消毒の徹底などより一層細心の注意を払い、患者様の健康、命をお守りするためスタッフ一同安全確保に努めて参ります。
患者様へのお願い
発熱・咳・倦怠感がある場合、味覚、臭覚に異常がある場合、また接触者より感染者が確認された場合はご無理なさらずキャンセルのご連絡をいただきますようお願いいたします。
今後、受付にて検温、アルコールによる手指消毒をお願いする場合がありますがご協力お願いいたします。
皆様にご不便をおかけし大変心苦しく思いますが、何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。
【重要】新型コロナウイルスに関するお知らせとお願い
新型コロナウイルスによる感染拡大防止のため、スタッフはマスク、ゴム手袋着用で対応させて頂くことがございます。
顔の表情が見えづらく、言葉も聞き取りにくくなるためご不便を感じられるかと存じますが何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。
また厚生労働省より、下記のいずれかの要件を満たす方は、来院前に最寄りの「帰国者・接触者相談センター」または医科にご相談くださいますようお願いします。
◆風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている。
(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)
◆強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。
◆味覚、臭覚に異常がある方
その他、過去1カ月以内に海外への渡航歴がある方や健康状態に不安がある方は受診前にお電話にてご確認いただけますようお願い申し上げます。