当院の入れ歯治療

当院は、実は入れ歯治療で来院される患者さんがたいへん多い歯科クリニックです。１日あたり平均５症例、年間で約300件以上の症例を扱います。これだけの入れ歯治療を取り扱っている歯科医院はそう多くないでしょう。

当院の入れ歯治療には、健康保険治療の範囲内で行う場合と、自費のご負担をいただいて行う場合とがあります。いずれの入れ歯をお選びいただいても、よく噛める入れ歯をお作りします。

当院では、できあがった入れ歯を患者さんに渡して治療が「終わり」ではありません。特に、初めて入れ歯を作った患者さんには、完成した入れ歯を渡したあと「２週間ががんばりどころですよ」と声をかけています。

新しい入れ歯の使用を始めるこの2週間で、使い心地を確認してもらいながら、細かな調整を行っていきます。この期間は患者さんが入れ歯に慣れ、自分の使いやすいように医師とともに入れ歯を作り上げていく大切な時間。患者さんが一人でがんばるのではなく、医師が寄り添い、ともに入れ歯を作り上げていきます。

合わない入れ歯に悩んでいる方、よく噛めないで困っている方を、決してそのままにはしないのが、当院の入れ歯治療です。入れ歯に関することなら、どのようなことでも安心してご相談ください。

自費でご負担いただく入れ歯治療では、入れ歯の製作方法や材料の制約を受けませんので、よりお口にぴったりと合う入れ歯をお作りすることができます。当院でおすすめしている入れ歯をご紹介します。

まず、金属を使わず、弾性に富み軽く薄い素材で、フィット感があり痛みのでにくい「ノンクラスプデンチャー」。実際、当院で自費治療によりお作りしている入れ歯の８割が、この入れ歯です。

もうひとつのおすすめは、入れ歯の土台部分が金属でできている「金属床（きんぞくしょう）」の入れ歯です。こちらは樹脂製の入れ歯と比べて薄く作ることができますので、フィット感の高さと強度の高さを同時に得られます。金属床は、食べ物の温度を感じやすく、薄いのでお口の中の違和感が少ないのが特徴です。

患者さんのご希望にあわせて様々な入れ歯をお作りすることができますので、特別な入れ歯をご希望の場合も、どうぞお気軽にお問い合わせください。

※「デンチャー」とは、入れ歯・義歯のことです。