習志野市の【痛みの少ない】歯医者なら
医療法人社団 ほほえみ会
スマイルデンタルクリニック
〒275-0001 千葉県習志野市東習志野8-10-10
ご存じの方も大勢おられると思いますが、歯という組織は自己治癒能力や再生能力がありません。つまり、虫歯になってしまった歯は、そのままにしておいても勝手に治ったり欠けた部分が元通りになってくれたりはしないのです。そこで、虫歯になってしまった部分というのは人工的に補ってあげなくてはならないわけです。
今回は虫歯になった歯の治療の際に当院でよく行われるものを、虫歯の大きさや歯の種類別に分けて説明させてもらおうと思います。
に分けていきましょう。
前歯は目立つところなので、よく言われる銀歯で補うことはできません。そこで、レジンといわれる白い樹脂で埋めます。
このレジンは歯と接着することができ、色も歯と似ているという利点があります。反面、強度にはそれほど優れておらず、年月が経つと着色してくるという欠点もあります。
虫歯の範囲が広範囲に広がっている場合神経を残した状態で白いかぶせ物をする場合もあります。
臼歯も小さい虫歯は前述のレジンで埋めることもありますが、臼歯は噛む力がすごくかかるところなので、多くの場合インレーと言われる銀歯を詰めます。
その際、虫歯になりやすいところは銀歯の範囲に含めたり、銀歯がとれにくいように形を整えたりします。
インレーは金属色をしていますので見栄えは良くないですが、強い噛む力にもたえられる強度があります。虫歯が広範囲に広がっている場合、金属冠で神経を残した状態でかぶせる場合もあります。
※少し補足になりますが、この他にもシーラントと呼ばれるものがあります。
このシーラントというものは、虫歯になりにくくするフッ素の効果を有する樹脂のようなもので、主に生えたての6歳臼歯に用います。生えたばかりの臼歯というのは歯の溝が深く磨きにくいので、その溝から虫歯になりやすいのです。
そこで、既に溝が小さい虫歯の場合はそれを削って、虫歯がない場合は溝をお掃除してから、シーラントで埋めてあげると溝からの虫歯を予防できるというわけです。
虫歯が神経まで及んでいた場合、虫歯菌は神経を侵しています。それを放置していると、歯がすごく痛くなったり周りの組織に悪影響を及ぼしたりするので、この場合は虫歯と神経をとらないといけません。
神経をとると、歯は脆く割れやすくなってしまいます。木で例えると、枯れ木みたいなものですね。そこで神経をとった歯は、中心に土台を立て、周りを金属ですっぽり覆って補強をしてあげるのです。
しかし、前歯を金属で覆ってしまうと非常に目立って格好悪いですよね。なので、前歯を金属で覆う場合は、前面に白い材料を焼き付けて金属を隠した、前装鋳造冠というものを使います。
臼歯の場合も前歯と同じく、虫歯が神経まで及んでいると神経ごととらなくてはなりません。そして前歯と同じように、土台を立てて周りを金属で覆ってあげます。
前歯と違う点は、臼歯の場合はそんなに目立たないので覆う金属に白い材料を焼き付けたりせず、そのまま金属を被せてあげるところです。これを全部鋳造冠と言います。
この場合は被っている冠を外し、虫歯の部分を削り、新しい金属の冠を被せてあげます。中の虫歯が大きくて土台にまで及んでいる場合は、土台から新しいのにしてあげます。出来上がりは前述の前装鋳造冠や全部鋳造冠と同じです。
神経の治療をした歯というのは根っこに菌が溜まりやすく、根っこの先で炎症を起こし、ひどく痛む場合があります。この場合は、金属の冠・土台・神経の代わりに根に詰めている人工的な材料を全て除去しなくてはなりません。
そして、歯を開けっ放しにして根っこの状態を落ち着かせてあげます。ある程度状態が落ち着いてきたところで根っこの中をお掃除して奇麗にし、再び人工的な材料を詰め土台を立て金属の冠を被せていきます。
この最後のパターンは、一度神経の治療をしていなくても、虫歯を放置していると虫歯の菌が根の先にまで入りこんで炎症を起こすことがあります。その場合は虫歯と腐った神経を取り除き、歯を開けっ放しにして根っこの状態が落ち着くのを待ちます。
後は前述と同じで、ある程度状態が落ち着いてきたところで根っこの中をお掃除して奇麗にし、再び人工的な材料を詰め土台を立て金属の冠を被せていきます。
この様に、単に虫歯の治療といっても歯の状態や位置に応じていろいろな治療法があるのです。ここでは主なものを簡単に説明しましたが、この他にも多くの治療法があります。
歯科の技術も年々進歩していますが、一番良いのは虫歯にならないことです。そして、もしなってしまったら早めに治療することです。それにはやはり、日頃のブラッシングと定期的な検診が大切になってくるでしょう。
皆さんもこの機会にぜひ一度歯医者さんに行かれてみてはどうでしょうか。
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